2016年04月25日

中国の詩人「王維」や「唐詩選掌故」で思い出すこと

中国の詩人:「王維」と「大田南畝」

始めて漢詩というものに触れたのは、何時の頃であったろうか。

その最初に知ったのが、中国の詩人「王維」が詠んだ漢詩『鹿柴』であった。

短い漢詩であったが、これには強烈な印象が残った記憶がある。

この漢詩を読んだとき、そこから湧き上がる自然の情景が鮮烈に想い浮かんできたというわけである。


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(鹿柴:書き下し)
「空山人を見ず

但人語の響きを聞くのみ

返景深林に入り

復た照らす青苔の上 」


(意訳:)
人気のない寂しい山では人の姿が見られなくとも

ただどこからか人の声だけが響いてくる

夕日が深い林の中に差し込んできて

また青い苔の上を照らしている


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また同様に、中国の詩人杜牧が詠んだ「山行」という漢詩も思い出す。


(山行:書き下し)
遠く寒山に上れば、石径斜めなり

白雲生ずる処人家有り

車を停(とど)めて坐(そぞろ)に愛す、楓林の晩(くれ)

霜葉は、二月の花より紅なり


(意訳:)
遠くの寒々とした山に登ると、石混じりの道が斜めに続いている

白い雲が湧き出るような高地でも人家がある

思わず車を止めて、何気なく楓の林の夕暮れを愛でている

霜で赤くなった紅葉は、二月に咲く桃の花よりもさらに紅いではないか




さらに
ここで思い出したのが、江戸時代の大田南畝の狂歌である。

狂歌には、『古今和歌集』などの名作を諧謔化した作品が多く見られるし有名な短歌の本歌取りの手法を用いたものがあるが、大田南畝の狂歌というと漢詩調である。

彼の作品に『唐詩選掌故』をもじった『通詩選笑知』というのがあるのだが、ここでは格調高い『唐詩選』の原文と対比して見ると抱腹絶倒する内容となっているわけで、あえてここに紹介する。


〔漢詩原文:書き下し〕
鹿柴 裴廸
 
日夕寒山を見る

便ち獨往の客と爲る 

松林の事を知らず

但、麕かの跡有り


(意訳:)
夕方、さむざむとした山を眺めている

そこで、世を避けた独り住まいの身となった

松林の様子がどうなっているのかは知らない

ただ鹿のとおった足跡がある


〔大田南畝の狂歌:屁臭

一夕燗曝を飲む

便ち腹張の客と為る

透屁の音を知らず

但、遺矢の跡有り


(注:)
燗曝(かんざまし)

透屁(すかしべ)

遺矢(うんこ)













denden 








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タグ:王維
posted by モモちゃん at 23:29| 歴史探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネットでいま話題の鉛筆画驚異の描写力とは

描かれたとは思えない鉛筆画の世界

この動画を観た時は、本当に驚きました。

何という描写テックニックなのか!

写真のような鉛筆画、写真としか見えない鉛筆画。

まさしく驚きの世界です。






鉛筆画 広瀬すず 完成までの一部始終 動画 早送り / Pencil drawing/ Suzu Hirose/ Portrait/ How To Draw









鉛筆画 新垣結衣 完成までの一部始終 動画 早送り / Pencil drawing/ Yui Aragaki/ Portrait/ How To Draw










鉛筆画 桐谷美玲 完成までの一部始終 動画 早送り / Pencil drawing/ Mirei Kiritani/ Portrait/ How To Draw

 








鉛筆画 北川景子 完成までの一部始終 動画 早送り / Keiko Kitagawa / Pencil drawing / How To Draw a Realistic Picture.

 







鉛筆画 有村架純 完成までの一部始終 動画 早送り / Pencil drawing/ Kasumi Arimura/ Portrait/ How To Draw .









鉛筆画 石原さとみ 完成までの一部始終 動画 早送り / Pencil drawing/ Satomi Ishihara/ Portrait/ How To Draw

 













denden 








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タグ:youtube動画
posted by モモちゃん at 15:42| 現場を見る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月24日

湯布院盆地の地震被害と余震を実感する(2)

今日の湯布院の様子

一昨日、湯布院方面の高速道路が復旧したので、知人の元へ地震見舞いに行ってきました。

当初電話が通じずに心配していたのですが、命に別条はないということで安心したところでした。

知人の話によると、地震の衝撃によって多くの家財具が倒れてしまったということで、割れやすい陶器類、食器、ガラス器具はほとんど全滅に近く、危なくて室内に入れない状態ということでした。


今現在、熊本、大分では余震が毎日続いているようですが、有名な観光地ということもあって大分県の湯布院関係の被害報道はいささか過小に済まされているようです。

今回高速を走ってみますと、隣接する福岡だけではなく青森や岩手といった他県より走行してきた災害援助の輸送トラックに何度も遭遇しました。

全国各地から多くの援助の手が差し伸べられているようです。



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平常時に比べて一般車両の走行は少なく、ほとんど輸送トラックでした。




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いつもと違って、日中の高速道路も本当にガランとしていました。

ようやく前方に由布岳の姿が見えてきました。

もうすぐ湯布院インターです。




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湯布院インターから降りて直後の様子です。






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道路わきに並べてある列石の中から、大きな岩がごろりと転がり出てきていました。




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各所に塀や石垣の崩壊、石塔の倒壊がありました。

それらが道路上まで及んでいて、まったく通行できない道路もありました。

水道管の破損、農家のハウス用給水パイプの破断、農業用水路、温泉の源泉から伸びたパイプの破断などが広範囲で発生しているようでした。

こうしたインフラ関係の被害が深刻でした。

市内にはまだ通行止めの道路もありました。




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周囲を見渡してみると、多くの家屋の屋根瓦の落下や破損の被害を受けていました。

温泉や給水の配管が破損したり、施設の破損で休業している旅館やホテルも少なくありませんでした。

各所で修復工事が始まっていましたが、被害の範囲が広いこともあってブルーシートで屋根が覆われた家屋が多数見られました。




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地面の長く伸びた地割れ、地盤沈下が確認できました。

市内でも地震被害が集中した地域があり、大きな断層に沿って地盤が動いたようでした。



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大きな岩が20センチほどずれて移動していました。

物凄い地震エネルギーの力に驚かされました。

まだ体感できるような余震が続いていました。

怖くていまだに車の中で寝ている方もおられました。

知人も昨日まで車の中で寝泊まりしていたそうです。





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一時水道が断水状態だったということですが、近くの若宮八幡神社の湧水は絶えることなく綺麗な水を供給してくれていました。















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2016年04月21日

名画の傍では必ず名曲が歌われる:「黒いオルフェ」の場合(2)

映画音楽をカバーする

半世紀以上前の1959年に公開された映画「黒いオルフェ」を覚えておられるであろうか?

映画でなくてその主題歌である名曲は、意外と耳にされているのではないだろうか。

映画「黒いオルフェ」は、マルセル・カミュ監督のフランス・ブラジル・イタリア合作映画であって、同年の第12回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを、さらにアカデミー賞では外国語映画賞を受賞している。


映画はギリシア神話のオルペウスとエウリュディケの物語を下敷きにして、その撮影舞台をカーニバルで盛り上がるブラジル、リオデジャネイロに設定されている。


片田舎から出てきた若い娘ユーリディスは、カーニバル見物のため市電に乗って大都市リオ・デ・ジャネイロに到着する。

そのとき市電の運転手である若者オルフェに始めて遭遇するのである。

オルフェは子供たちからも慕われる好青年であり、歌とギターの名手でもあった。

オルフェは従姉妹のセラフィナのもとを訪れたとき偶然にもユーリディスと再会するのであるが、オルフェは次第に魅力的なユーリディスにひかれていきミラという恋人がいるにも関わらず彼女と恋に落ちてしまう。

嫉妬深い恋人ミラとの確執もあって、そこから悲恋物語が展開していく。

映画も名作ですが、映画音楽も曲想がぴったりくる感じで名曲です。

是非、「黒いオルフェ」のそれぞれの歌声を聴き比べてみてください。





Manha de Carnaval, la chanson d'Orphee

  






Maria Candido " la chanson d'Orfeu " 1959

  








Black Orpheus / Manha de Carnaval - Anna Salleh and friends - www.annasalleh.com

 







Black Orpheus Cover Claudia Lemperle

  








Black Orpheus Teaser















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2016年04月19日

名曲「ジャニーギター」は編曲でここまで変わる

最後は女性同士の決闘

映画『大砂塵』を最初に観たのはいつだったろうか。

原題はジョニー・ギター(Johnny Guitar)だったが、普通の西部劇とは一風変わった雰囲気の西部劇であった。

題名のジョニー・ギターとは、放浪する主人公(スターリング・ヘイドン)の名前だが、彼はギターを抱えているそう呼ばれる。

彼と関わる二人の女性がこの映画の実質的な主人公であるが、いくつかの事件事象が重なって女性同士の熾烈な決闘シーンとへ繋がっていく。

当時こうした映画で、女性が銃を手にして争うシーンは始めて観たという感じであった。

個性的な女優が出演していたし、ペギー・リーが歌った主題歌『ジャニー・ギター』も世界的なヒットとなっている。

だから映画より先に「ジャニー・ギター 」という曲名の方が先に耳に入ってきた。

その後も1950年代の映画音楽が、いろいろとアレンジされて演奏されていたからである。

リバイバルで子供の時見たこの映画は、確かに西部が舞台の映画ではあったが、男女の愛憎が絡むストーリー展開は子ども心にはよく理解できず、なんとなく未消化な部分が残ってしまった映画という感じであった。


映画のストーリーそのものは、次のようなものであった。

まだ鉄道も通っていない鉱山の町に流れ者のジョニー・ギターが現われ、昔の恋人だった酒場の主人ヴィエンナ(ジョーン・クロフォード)の元に身を寄せることになる。

ヴィエンナはこの町に鉄道を通そうとする野心を持っていたが、大地主や町の住民の多くはそれに反対していた。

しかも彼女と無法者のダンシング・キッド一味との関係もあって町の人々から彼女は嫌われてもいた。

ダンシング・キッドに恋心を寄せていた大地主エマ(マーセデス・マッケンブリッジ)は、町長たちをたきつけてヴィエンナを町から追放しようと画策し、両者の争いは一触即発の状態にあった。

ダンシング・キッド一味が銀行を襲撃したとき偶然その場に居合わせたヴィエンナとジョニー・ギターは、町の住民に彼らの仲間と疑われてしまい暴徒と化した人々にヴィエンナの酒場は破壊されてしまう。

そして、女性同士の決闘とともに彼らには宿命的な悲しい結末が最後に訪れることになる。

「ジャニー・ギター 」はいまでも心に残る名曲である。

そして、映画音楽といわれるとすぐに思い浮かぶ曲でもある。





Johnny Guitar √ Peggy Lee √ Lyrics

 







Jhonny Guitar - The Shadows











ジャニー・ギター (ロス・インディオス・タバハラス)

 









The Clee-Shays - Johnny Guitar

 










denden 











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タグ:映画音楽
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2016年04月18日

忘れてならない湯布院の地震被害(1)

湯布院の自然定点観察


大分県の観光地湯布院の四季を定点で撮ってみました。

湯布院は国内有数の温泉地です。

施設が集中する駅周辺部は交通量も多くとても賑やかですが、少し離れると写真のような田園風景が一面に広がっています。

ときどき湯布院を訪れるのですが、街中は道路が狭く車が混雑するのでほとんど近づきません。

以前に比べると随分と周辺部の森林が切り開かれてしまい、豊かな自然が次第に損なわれてきているように思います。

この傾向が年々進んでいて、自然を愛するナチュラリストとしては一番気になるところです。


今回熊本に続いて4月16日に大分・湯布院も大きな地震が発生し被害を受けてしまいました。

いまだ高速道路も寸断されたままです。

早期にもとに復旧することを願っています。




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稲刈りが終わった直後です。

高所なので冬がわりと早くやってきます。




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12月頃になると雪がよく降ります。

海抜1584メートルの由布岳も山頂が白くなります。





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九州なのですが、1月2月は積雪することも珍しくないようです。

まだ田圃の端には雪が残っています。





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菜の花も咲いてようやく春の到来です。





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田植えが始まります。




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5月中旬になるといよいよ田植えの時期です。

夜の田圃はカエルがうるさくほど鳴きます。




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稲穂がきれいです。





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この時期になると湯布院特有の爽やかな風が盆地を吹き渡ります。






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次第に稲穂が色づいてきました。




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まさに実りの秋という感じです。





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ぼちぼち稲刈りが始まりました。





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無事稲刈りが終わったところです。

















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2016年04月17日

大江戸の地震対策を考えるシリーズ(1)

えっ、避難所に19万人超 住民悲痛「水、食料足りない」「情報が全く入ってこない」ってか?

西日本新聞 4月17日(日)



地震で国道などの幹線道路や橋梁施設が一旦破壊されてしまえば、救援物資などの補給路は途中で途絶えてしまうわけで、山間部にまで被害が及んでいれば始めから救援の手は断ち切られてしまう。

従来から分かりきったことではないのか?

何故、緊急を要する救援物資の輸送をことさら陸送ばかりに重点が置かれなくてはならないのか?

何故そうなるのか?

空からの水、食料のヘリによる緊急輸送システムが何故用意されていないのだろうか?

何故、そうしたヘリコプター輸送システムが行政的に対応できていないのだろうか?

広範囲に対応できるそうした設備を道州制単位で何故設置できないのだろうか?


災害地に何故必要な情報が届かないのであろう?

何故に避難設備にそうした情報端末が設置できていないのであろうか?

巨額の受信料を集める公共放送が、何故そうした緊急時の災害対策に順応した情報システムを被災地に直接用意できないのであろうか?

民間の通信回線で対応できるとでもいうのだろうか?

災害に遭遇した住民が最も必要とする食料や情報が手に入らないということは、さらなる不安をかき立てることになるのではないのか?

地震大国でありながら、日本ではいまだにそうした自然災害を想定した救援システムが現実にはほとんど対応準備されていないということであろうか。

国民はことさら自然災害に対しては自衛しろということなのであろう。



















denden 








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2016年04月16日

体感地震233回:これから被害状況を確認しに行きます

勝手にコーヒータイムってか

ここ二日ほど九州地方ではつよい地震が連続して続いています。

その間にはひっきりなしに余震が襲ってきます。

とくに夜間だとひどく感じます。

こちらでも家財具がばらばらと床に落ちてくる有様です。

震源地近くの熊本や大分では酷い被害が出ていて、やっと繋がった親戚や知人との電話では深刻な被害状況を伝えてきました。

熊本、南阿蘇は被害が特に大きいようです。

地震大国日本の宿命ではありますが、こういう緊急時の公共放送の被害状況速報体制の貧弱なことといったら呆れるばかりです。

日ごろから、プロらしく速報実況放送の訓練ぐらいやっておけよという感じです。




ゆったりCafe Music!Jazz & Bossa Nova BGM!インストゥルメンタル!のんびりコーヒータイム!

 







10 HOURS Relaxation Music With Waterfall Sounds for Study, Meditation, Sleep

 






Relaxing Music. Deep Meditation Music for Stress Relief, Yoga, Brain Power

 







Cafe Music!夜にしっとり聞きたいジャズインストゥルメンタル!

 







スローカフェミュージック!ゆったりBGM!のんびりジャズ+ボサノバインストゥルメンタル!

 














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2016年04月15日

いままた悪魔が来たりて笛を吹く:梅毒感染

レトロな梅毒の流行が止まらない、1〜3月で883人に

先天梅毒の増加も懸念、感染研が注意喚起 三和 護=日経メディカル

2011年から増加が続く梅毒は、今年に入ってその流行が加速している。国立感染症研究所のまとめによると、1月から3月までに883人の患者報告があり、昨年同期間の440人から倍増した。感染研は先天梅毒の増加も懸念されるとし、「注目すべき感染症」(感染症週報、12週)に取り上げるなど注意喚起を行っている。

日本の種子島に鉄砲が伝来したのが天文十二年(1543)であった。


コロンブスが新大陸より持ちかえった梅毒は、その鉄砲弾よりずっと早 くに大陸経由で日本上陸を貫徹していた。


早くも1512年、それは関西地方にまず発現したといわれるが、瘡毒、黴瘡、楊梅瘡、唐瘡、琉球瘡と呼ばれながらあらゆる階層にわたって、もの凄い勢いで蔓延しはじめていた。


『黴瘡軍談』(天保九年・船越敬祐)にもあるとおり、この日本への伝染経路については異国よりまず長崎の遊里に侵入したと考えられる。


やはりこうした海上航路の発展と当時の交通事情とが深く関わってい たことを考えあわせると、港周辺にはびこる売春がこれを仲介して諸国 に蔓延したことは否めないようである。
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これはヨーロッパの場合と事情は全く同じであり、コロンブスが新大陸との航海で持ちかえった後は港から港へと通商航路伝いに蔓延していったものである。


しかもイタリア戦争(一五二一〜一五四四)による軍隊の移動や駐屯地や軍港を拠点にしてあらゆる階層の市民が感染し、聖職者から各国の宮廷や王侯貴族に至るまで、またたくまに多くの人々が梅毒に冒されていった。


これは当時の自由恋愛の流行や売春が容認されていた社会情勢にもよるが、さらには多くの人口をかかえる都市の発達の形態とも密接に関係していた。


要するに梅毒の蔓延はルネサンス時代の都市により多くの人口が集まっていくという風潮も大いに関係していた。


これと似た状況として、現代のエイズの世界的な規模での蔓延がある。


現代(都市)社会が蘭熟し、犯罪や麻薬がこうした疾病の感染の隠れた温床となることは考えてみると非常に皮肉なことである。


かってペス トや梅毒が恐れられたのは、それが不治の病であったからである。


感染しても治せるかどうか分からない、現代医学も手立がないとなる と事は重大である。


しかも潜伏期が五、六年から十年と長いとなると、 なおさら厄介である。


現代は世界が航空路によって結ばれ、地球が小さ く感じられる時代である。


海上航路ならぬ航空路で、その日のうちにエイズは端から端まで運ば れる。


伝染源、感染経路、感受性のある個体と、すべての条件は揃っている。


エイズの侵入阻止には民族存亡が掛かっていると、断言してやまない人もいる。


いまやエイズワクチンは戦略物資であり、これをいち早く手にするものが今後の世界を牛耳るともいう。





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エイズの蔓延が早いか、エイズワク チンの完成が早いか、このスリリングな展開はテレビゲームの世界を彷彿とさせる。


巷ではエイズがアフリカの風土病の一種だという説は真っ赤な嘘で、 実はある国の細菌兵器研究所から漏れ出たのだという。


いやいや漏れ出たのではなくて、故意に漏らされたのだ。−−


いやとんでもない、最近のある学者の説ではスケールが大きく、宇宙から飛来した隕石に含まれていた蛋白質(アミノ酸)からエイズウィルスが発現したのだというのがあった。


諸説紛々で真相は全く分からない。(※ WIRED NEWS参照)


いうまで もなく地球規模の環境破壊、エイズのような恐ろしい伝染力を持った疾病の発現、これらは対応を間違えば確実に人類の未来に災禍をもたらすものである。


かって二十一世紀までに、エイズの感染者は世界で千二百万人から千八百万人に膨れ上がるといわれていたが、実際には想定以上に増加した。 (注:2003年現在時点で感染者は4000万人と報道されていた)


日本もそのうちエイズに足元をすくわれることになりはしないかと当時も懸念していたものである。


とにかくそうした危機感がいまの日本人には欠落している。
それは何故か。


疑問はここに至る。



欧米先進国ではエイズ患者の増加は押さえられつつあるらしいが、アジア地域の日本や中国ではその勢いが増しているようだ。


エイズ感染が身近に迫ってくれば、それまでの価値観がひっくりかえってしまうような状況が出てこないとも限らない。


エイズの出現もそのほんのきっかけなのかも知れないが、と にかく人々に恐怖と不信感を植えつける悪意に満ちた災禍が存在すること だけは確かである。


梅毒やエイズにはくれぐれもご注意を。   
    


  


本文は十数年前に書いたものであるが、平成15年6月12日に発表された厚生労働省研究班の予測によると「国内のエイズウィルス感染者は3年後2万2千人に、エイズを発症した患者は5千人に達する」ということである。


北京──中国政府と国連は29日、中国国内におけるエイズウイルス(HIV)感染者数は推定70万人に達したとの報告書を発表した。2005年の調査時は約65万人で、2年間で5万人の増加となっている。 (2007.11.30)


アジア地域のエイズウイルス(HIV)感染防止対策を提言する国連合同エイズ計画(UNAIDS)の独立委員会は26日、アジア地域では15歳から44歳の人たちの死亡原因の1位がエイズとなっており、各国政府が有効な対策を取らなければ、2020年までに800万人が新たにHIVに感染する恐れがあると警告する報告書を潘基文事務総長に提出した。

報告書によると、アジア地域では現在約500万人がHIVに感染しており、年間44万人がエイズで死亡している。貧困で適切な治療が受けられないことや売春、薬物使用目的の注射器の使い回しなどがエイズを蔓延(まんえん)させる原因となっているという。(2008.3.27)

WIRED NEWS
Howard Hughes' Nightmare: Space May Be Filled With Germs By Brandon Keim 08.06.08
Bacteria, known to be capable of thriving in extremely harsh environments, could have traveled through space on comets. If even one microbe survived space travel to Earth, it would be enough to start a colony on our planet.
Courtesy of NASA Fans of extraterrestrial life may have been disappointed when internet-fed rumors of Martian life ended in a NASA press conference on soil composition.
But they can take solace in a newly popular theory that suggests the rest of space may teem with microbes.
This once-controversial notion holds that the universe is filled with the ingredients of microbial life, and that earthly life first came from the skies as comet dust or meteorites salted with hardy bacteria.
"Studies have shown that microbes can survive the shock levels of being launched into space," said Charles Cockell, a microbiologist at the Open University. "And as more and more organisms are discovered under extreme conditions, it's become more plausible that things could survive in space for the time it takes to go from one planet to another."
Not long ago, Cockell's claims would have been greeted with scientific derision. But as scientists learn more about Earth and space, the theory, which goes by the grandiose name of "galactic panspermia," seems less far-fetched.
Bacteria, recent discoveries have shown, thrive in Earth's most extreme locales, from Antarctic ice to the interiors of volcanoes and nuclear reactors, and have even survived in space. Meanwhile, astronomers seem to find Earth-like planets wherever they train their telescopes; comets have proven unexpectedly rich in organic material. Closer to home, water was once widespread on Mars, and still suffuses the atmosphere of Venus.
Perhaps life could evolve in a comet, or survive inside a rock catapulted into orbit by a planetary meteor strike. The odds might be against it -- but life is good at beating the odds.
"One hundred years ago, people wondered if animals could go from one land mass to another," said Cockell. But then people discovered that birds migrate for thousands of miles, that storms carry insects across oceans and seeds between continents. "Panspermia is the next step," he said.
Galactic panspermia advocates aren't exactly saying that little green men came to Earth and planted the seeds of life here. At the simplest end of the spectrum is the proposition that earthly life was jump-started by the arrival of its basic components from space. Meteors have proven rich in amino acids -- the building blocks of life -- and Earth was pummeled by meteors for the first 200 million years of its existence. In April, Columbia University chemist Ronald Breslow traced the molecular signatures of earthly amino acids to those of neutron stars.
"Everything that is going on on Earth occurred because the meteorites happened to land here. But they are obviously landing in other places," he said at the time. "If there is another planet that has the water and all of the things that are needed for life, you should be able to get the same process rolling."
But Earth -- and planets in general -- might not be the only habitable space locales. Comets -- orbiting collections of ice, dust and rocks -- are rich in nitrogen and oxygen, as well as other organic material.
Chandra Wickramasinghe, a Cardiff University astronomer and astrobiology pioneer, suggests that heat from radioactive elements could melt the normally frozen water inside comets, making them a perfect interstellar petri dish. Microbial life could evolve inside them, or simply be picked up from a passing meteor originally ejected into space from a life-rich planet.
Is that likely? In any given comet, perhaps not. But there are billions of comets in our solar system alone, floating like so many dandelion seeds through the ether, and bacteria have proven freakishly durable. They've been recovered from Antarctic ice and revived after 10 million years in deep-freeze. Some Black Sea strains photosynthesize in near-darkness, while others thrive on nuclear radiation or infrared light. Bacteria have been found inside volcanoes and in sediments miles beneath the ocean floor.
Bacteria have even survived exposure to the vacuum of space, as well as pressures comparable to those generated by meteor strikes capable of kicking debris out of Earth's orbit. And all that's necessary to establish a new bacteria colony, Wickramasinghe calculated, is for one microbe in 1,000,000,000,000,000,000,000 to flourish in its new environs.
Wickramasinghe even concluded that organic material found in comets -- most recently by the Stardust spacecraft, which plucked amino acids from the 81P/Wild 2 comet -- is biological in origin. In other words, the comet is not just a good place for life to grow, but actually contains organic material produced by earlier life, Wickramasinghe believes.
That is, of course, hypothetical, and not everyone is convinced. "Some astrobiologists are evangelists," said Columbia University biometeorologist Nancy Kiang. But with further bacteria-in-space experiments planned by NASA and the European Space Agency, and missions ongoing to sample other planets and interstellar bodies, the evangelists are being taken seriously.
"The universe is mostly empty space, but here and there are special places where complex things can happen: clouds of dust, planetary surfaces, comets and asteroids," said Cornell University astrogeologist Jim Bell. "They appear scattered throughout most of the observable space we can study with our instruments thus far. Astronomers have been finding hundreds of planets around other stars. There are probably lots more places out there where life could exist."

















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ホラーコメディー映画の系譜:アダムス・ファミリー

半世紀前のアダムス・ファミリーをご存知か?

1991年に映画化された『アダムス・ファミリー』(The Addams Family)がヒットして、1993年に続編が作られた。

もともと『アダムス・ファミリー』は、1960年代に制作された連続テレビドラマであって、日本でも「アダムスのお化け一家」というタイトルで放送されていた。

風変りなアダムス一家は、丘の上にある城の大きな洋館に住んでいた。

一家は仕事らしい仕事もしていないのだが、とても裕福な暮らしぶりであった。

お化け一家といっても、彼らは不幸な事や邪悪な事、忌まわしい物、不気味な物が大好きなちょっと変わった一家という設定だった。

テレビの画面も白黒だったので、コメディ一風のホラー映画であるところが何となく雰囲気的にも合っていた。



La cancion de La Familia Addams / The Addams Family song

 







アダムスファミリー (オリジナル版)  吹替 広川太一郎

 







Best of Morticia Addams

 








The New Addams Family - Keeping Up With The Joneses

 







Halloween with the New Addams Family 1977 HQ
















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タグ:ホラー映画
posted by モモちゃん at 10:06| 歴史再発見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする