2014年02月19日

鉄砲玉より速くて怖いものとは何だろう?

人類が抱え込んだ災禍

日本の種子島に鉄砲が伝来したのが天文十二年(一五四三)であった。 コロンブスが新大陸より持ちかえった梅毒は、その鉄砲弾よりずっと早 くに大陸経由で日本上陸を貫徹していた。


一五一二年、それは関西地方にまず発現したといわれるが、瘡毒、黴 瘡、楊梅瘡、唐瘡、琉球瘡と呼ばれながらあらゆる階層にわたって、も の凄い勢いで蔓延しはじめていた。
『黴瘡軍談』(天保九年・船越敬 祐)にもあるとおり、この日本への伝染経路については異国よりまず長 崎の遊里に侵入したと考えられる。


やはりこうした海上航路の発展と当時の交通事情とが深く関わってい たことを考えあわせると、港周辺にはびこる売春がこれを仲介して諸国 に蔓延したことは否めないようである。
これはヨーロッパの場合と事情 は全く同じであり、コロンブスが新大陸との航海で持ちかえった後は港 から港へと通商航路伝いに蔓延していった。


しかもイタリア戦争(一五二一〜一五四四)による軍隊の移動や駐屯 地、軍港を拠点にしてあらゆる階層の市民が感染し、聖職者から各国の 宮廷や王侯に至るまで、またたくまに多くの人々が梅毒に冒されていっ た。


これは当時の自由恋愛の流行や売春が容認されていた社会情勢や、さ らには多くの人口をかかえる都市の形態とも密接に関係していた。
要す るに梅毒の蔓延はルネサンス時代以降の潮流に乗ってしまっていたので ある。


これと似た状況として、現代のエイズの世界的な規模での蔓延がある。 現代(都市)社会が蘭熟し、犯罪や麻薬がこうした疾病の感染の隠れた 温床となることは、考えてみると非常に皮肉なことである。
かってペス トや梅毒が恐れられたのは、それが不治の病であったからである。


感染しても治せるかどうか分からない、現代医学も手立がないとなる と、事は重大である。しかも潜伏期が五、六年から十年と長いとなると、 なおさら厄介である。
現代は世界が航空路によって結ばれ、地球が小さ く感じられる時代である。


海上航路ならぬ航空路で、その日のうちにエイズは端から端まで運ば れる。伝染源、感染経路、感受性のある個体と、すべての条件は揃って いる。エイズの侵入阻止には民族存亡が掛かっていると、断言してやま ない人もいる。


いまやエイズワクチンは戦略物資であり、これをいち早く手にするも のが今後の世界を牛耳るともいう。エイズの蔓延が早いか、エイズワク チンの完成が早いか、このスリリングな展開はテレビゲームの世界を彷 彿とさせる。


巷ではエイズがアフリカの風土病の一種だという説は真っ赤な嘘で、 実はある国の細菌兵器研究所から漏れ出たのだという。いやいや漏れ出 たのではなくて、故意に漏らされたのだ。−−


いやとんでもない、最近のある学者の説ではスケールが大きく、宇宙 から飛来した隕石に含まれていた蛋白質(アミノ酸)からエイズウィルスが発現した のだというのがあった。諸説紛々で真相は全く分からない。(※ WIRED NEWS参照)


エイズ対策では最先端を行っているアメリカではいよいよ人類隔離生 存計画が実行に移された。「バイオスフィアII」がそれである。


広大な砂漠地帯で始められたこの計画は、地球環境と生態系をそっく りまねた巨大なドームに、隔離された男女四人ずつが自給自足の生活を 実体験し研究するものである。現代版ノアの方舟である。


徹底したセキュリティ、合理主義の国、さすがはアメリカである。た るべき未来を的確に判断して、迅速に一つの布石を敷いておこうという 魂胆である。日本などにはとてもまねの出来ることではない。


第一、森林を破壊しながら、いまだにぼこぼことゴルフ場を建設し続 ける国民が持てるような発想ではないことだけは確かである。
いうまで もなく地球規模の環境破壊、エイズのような恐ろしい伝染力を持った疾 病の発現、これらは対応を間違えば確実に人類の未来に災禍をもたらす ものである。


二十一世紀までに、エイズの感染者は千二百万人から千八百万人に膨 れ上がるという。 経済大国日本もそのうちエイズに足元をすくわれる ことになりはしないか。
とにかくそうした危機感がいまの日本人には欠 落している。
それは何故か。疑問はここに至る。 (注:2003年現在すでに感染者は4000万人と報道されている・・・)


戦後、日本には異質の、それこそ得体の知れない不思議なものが続々 と持ち込まれてきたという。(はて、戦後の民主主義ではないだろうし、 拝金主義あたりだろうか?)


それを略して3Sの陰謀というそうである。 3Sとはスクリーン(映 画、映像)、スポーツ、セックスをさす。これらが日本人の意識を徐々に ある方向に変えていくらしい。
どのような意図で、どのように変えられて いくのか私ら凡人には分からない。


欧米先進国ではエイズ患者の増加は押さえられつつあるらしいが、日本や中国ではその勢いが増しているようだ。
エイズ感染が身近に迫ってくれば、それまでの価値観がひっくりかえってしまうような状況が出てこないと も限らない。
エイズの出現もそのほんのきっかけなのかも知れないが、と にかく人々に恐怖と不信感を植えつける悪意に満ちた災禍が存在すること だけは確かである。エイズにはくれぐれもご注意を。       


  


参考資料
平成15年6月12日に発表された厚生労働省研究班の予測によると「国内のエイズウィルス感染者は3年後2万2千人に、エイズを発症した患者は5千人に達する」ということである。

北京──中国政府と国連は29日、中国国内におけるエイズウイルス(HIV)感染者数は推定70万人に達したとの報告書を発表した。2005年の調査時は約65万人で、2年間で5万人の増加となっている。 (2007.11.30)


アジア地域のエイズウイルス(HIV)感染防止対策を提言する国連合同エイズ計画(UNAIDS)の独立委員会は26日、アジア地域では15歳から44歳の人たちの死亡原因の1位がエイズとなっており、各国政府が有効な対策を取らなければ、2020年までに800万人が新たにHIVに感染する恐れがあると警告する報告書を潘基文事務総長に提出した。
 報告書によると、アジア地域では現在約500万人がHIVに感染しており、年間44万人がエイズで死亡している。貧困で適切な治療が受けられないことや売春、薬物使用目的の注射器の使い回しなどがエイズを蔓延(まんえん)させる原因となっているという。(2008.3.27)























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    denden 










    ラベル:エイズ
    posted by モモちゃん at 08:49| Comment(0) | 歴史発見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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