2017年03月13日

北朝鮮の暴走が止まらないのは何故?

何故今ヒットラーの遺産が注目されるのか?

科学発展の道筋には確かに人類の求める続けてやまない真理追究のロマンがある。 

そこにはまさしく科学の平和利用という理想がある。

20世紀初頭ドイツの科学者の中には、宇宙に向けてロケットを打ち上げる夢をもって地道な研究を続けていた学者グループがあった。

これに目を付けたナチス・ ドイツは、新兵器に転用できる科学技術として彼らのロケット研究を高く評価してみせた。

そしてナチスの手によってそこから瞬く間に無人爆撃機、さらには画期的なV2号ロケット兵器へと改良していった。

ヒットラーの期待に応えて完成したV2号ロケットは、彼の期待通りに次々とナチスと敵対する英国の首都ロンドン市内に打ち込まれ多くの市民を震え上がらせた。

世界最初のミサイル兵器として登場したV2号ロケットの攻撃によってロンドンでは数千人の犠牲者が出たのだ。

英国は終戦まで高速で飛来するV2号ロケット攻撃に対して直接防御することは出来なかった。



V2 rockets from Penemünde to London









このロケットには、飛行中の姿勢を制御する画期的な姿勢制御装置(ジャイロ)がすでに搭載されていた。

連合国側はこのナチスの未知の新兵器に驚愕した。

ドイツ敗戦時、連合国側のアメリカとソ連の軍隊は逸早くこのV2号ロケット製造施設を競って接収した。

戦勝国側はナチス・ドイツ軍の脅威的な新兵器技術をすべて鹵獲物として接収したのである。

それには徹底した作戦が取られ、V2号ロケットの工場設備だけではなくロケット開発や製造に従事した科学者や技術者6千人を拘束しそれぞれの国に移送した。

そして自国に同様の工場設備を造り上げ、そこでV2号ロケットを生産し徹底して実験を繰り返したのである。

大戦後判明したことであるが、当時のドイツの科学技術水準は他国を大きく引き離していたわけで、皮肉にもその後の米ソの宇宙競争を支えたものは、まさにヒットラーの遺産ともいうべきこれらのロケットを主体とする軍事先端科学技術であった。

ヒットラーの遺産はいまや強大な軍事システムとして存続し続けている。

その血脈が絶えることなく流れ続けていることになる。

それが脅威の弾道ミサイルであり、最強の巡航ミサイルシステムである。

アジア太平洋地域で戦争があるとすれば、開戦と同時に最先端兵器であるこの巡航ミサイルが最初に飛び交うことになる。

全天候型のGPSによってコントロールされる巡航ミサイルは、50メートルほどの低空でプログラム通り飛行し続け適格に標的をピンポイント攻撃することが可能である。

コンピューター画面の地形図に攻撃標的の座標ポイントをクリックするだけで事足りる。

巡航ミサイルの迎撃はまず不可能である。

すでに中国も「北斗 (衛星測位システム)」を5年前に実用化し、巡航ミサイルシステムがアジア太平洋地域に配備されている。(2012年)


昨年の9月6日北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、金正恩朝鮮労働党委員長が「改良された弾道ミサイル」の発射訓練を視察したと報じた。

そしてさらに北朝鮮は今年の3月6日、同国西岸から最新の弾道ミサイル4発を日本海に向けて発射してみせた。



KCTV - North Korea 4 Ballistic Missiles Salvo Test Launch [480p]









こうしたヒットラーの遺産であるミサイル技術そのものは、廃れるどころかますますその精度と威力とを高め世界に拡散しつつあるのが現状である。

北朝鮮の弾道ミサイルは日本にとって脅威ではあろうが、そのミサイル製造には日本からの実質的資金援助だけではなく日本の優れた工作機械や電子部品も数多く活用されていることは周知の事実であり、その辺りは皮肉な様相でもあるともいえるであろう。










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ラベル:弾道ミサイル
posted by モモちゃん at 17:50| 歴史的瞬間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする