2017年06月08日

太古の不思議な健康法の正体とは?

 古代カッピング療法の知られざる効能


リオ五輪競泳男子200m個人メドレー決勝に出場したマイケル・フェルプス選手(Michael Phelps、米国)は2016年8月11日(日本時間12日)、1分54秒66で圧勝した。

競泳史上初となる同一種目での五輪4連覇を達成したのである。

今回注目したのはマイケル・フェルプス選手の記録もであるが、彼の両肩に丸い紫色のキスマークのような痕がみられたことである。

始めて目にする人は驚くであろうが、これは古代中国の時代から行われている「カッピング(吸角法)」と呼ばれる治療法でできたものであり、血行循環の改善や体調を整え体力促進に役立つ健康療法として米国内のセレブの間でも流行しているものである。

最近ではスポーツ界にドーピングの影響があるだけに、こうした数千年の歴史がある薬物を使わないこの吸引療法はオリンピックでも合法的な療法とされている。

世界的にもセレブにも人気のあるカッピング療法であるが、グウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)やヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)、そしてジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)らも体に痕が残るこの療法の信奉者といわれる。

特にフェルプス選手は、この治療法が自分の体調管理に役立つとだといっている。



東洋に起源がある療法であるが、意外にも日本人の多くは知らないに違いない。

皮肉なことであるが、日本人が忘れ去ったものを欧米人が再評価しているものの一つである。

これは通常、「吸玉、吸角療法、カッピング」療法というものである。

その起源は相当古く、東南アジアから中国、朝鮮半島、日本まで広範囲に伝播しているので、アジアの代表的な伝統医療ということになる。

おそらく4,5千年以上の歴史があるのではあるまいか。

吸玉は中国でも古い歴史と伝統があって、現代中国でも一般に「バッカン療法」と呼ばれて活用されている。

通常は木製の筒、陶器の筒、ガラスのカップが使われていて、古代では動物の角がもっぱら使われた。

吸玉療法の特徴は、とくに慢性疾患や内臓の病気にも効能があるとされ、伝染性の疾患や出血性のものでなければ多くの疾病治療に幅広く利用することが出来る。

その手法や手順自体は実に簡単である。



RIMG0060















現在では簡便で衛生的なガラス製の器具が使われる。

まず吸玉ガラスの内側にアルコールを塗布した後に、着火しそのまま素早く患部の体表面に吸着させる。

あるいは小型の真空ポンプを使ってガラス器具内に陰圧をつくって体表に吸着させる方法もある。

皮膚面に吸盤のようにぴったりと吸い付くのである。

体表に吸着する力は思ったより強い。



RIMG0061
















患部の血行が悪かったり、疲労物質が蓄積した部位では吸玉の後では赤黒く皮膚が変色する。

皮膚の表面にうっ血がはっきりと浮かび上がる。

それはまるで打ち身の跡のように、次第に皮膚の暗赤色に色が変わってくる。

うっ血状態が強いほど、あるいは体の状態が悪いほどその色合いはきついものになる。

結果は一目瞭然である。

色合いによって体の弱っている部分が特定できるだけでなく、吸玉を掛けることが即治療法となる。


皮膚表面ではいわゆる内蔵体壁反射による特有の生理的反応が現れていて、その部分にはうっ血部分が広がっていたり血流は弱くなっていたりするわけで、吸玉効果によってはっきりとその変化が見てとれる。

つまり同じように吸玉をかけてもうっ血の反応の出方は違うわけで、明らかに機能低下した部分の皮膚表面にははっきりした違いが出てくるというわけである。




RIMG0003















このような吸玉の跡がついても術後には何の痛みも違和感も無い。

見た目には痛々しい感じがするが、血行が良くなるので本人はすっきりした感じになる。

吸玉療法は皮膚刺激による治療とも言えるし、これによってうっ血した静脈の流れが改善されるわけで、皮膚表面部分での生理的なガス交換や循環機能も改善されるというものである。

これによって身体の体液レベル全体の生理的活性化を促すことになり、本来の免疫力を正常にアップさせたり、その組成バランスまでも自然な状態に持っていく狙いがある。

もとよりスポーツマンの筋肉疲労や強張り、筋肉性の疼痛にも効果的である。

薬物など一切使用しないソフトな療法なので体には負担が掛からない。

吸玉は、身体の健康を保つ上で重要な働きを担う血液やリンパ液の生理的機能をより改善していく自然療法ということができる。

むしろ薬物万能の時代になって、ドーピングが問題視されだしたことが原因で再評価されだしたというのが実に愉快である。

経験的には、かって関西地方でよく見たのであるが、現在ではどうなんだろう。















jidai03



denden 












カネマサ健康通販 電磁波過敏症対策からだ健康ネット資料館
健康医学専門ネット書店PM2.5汚染・感染症対策PC電脳特選街HPカネマサ工房




posted by モモちゃん at 07:18| 歴史ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする