2018年12月30日

北朝鮮の国策の基盤とは何か?

北 ミサイル開発と実験を継続
12/30(日)  .北、ミサイル開発継続…今月上旬に電波信号実験
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6308487

中身がない“政治ショー”――米朝首脳会談は金正恩の「大勝利」だった

2018/6/18
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180618-00106299-playboyz-pol


間抜けな日本人には知らされないこと?!

6今年月にシンガポールで行なわれた史上初の米朝首脳会談は、当初予想されたほどには評価されてはいないようである。

かねてより話し合いのテーブルに着きたかった両首脳が会談できたのであるから、結果からいえばどうみても大成果であったはずである。

あらためて云うまでもなく軍事大国である以前に米国は経済大国である。

一方の北朝鮮は核を保有する隠れた資源大国である。

世界最大の経済大国と世界有数の資源大国とが、どこかで結びつくのは自然な流れである。

北朝鮮が核兵器を保有しているといっても、北朝鮮はただの核保有国ではないということである。

他にも核保有国はいくつも上げられるであろうが、何度でも云うが北朝鮮は世界有数の地下資源保有大国でもあるのだ。

これは長年北朝鮮を偵察衛星が探査して何度も再確認されてきたことである。

当然これらのより正確な情報は米国が握っているわけであるから、当の経済大国米国がもっとも関心を寄せることになる。

それは米国が予想した以上の規模での埋蔵量であり、北朝鮮の保有する潜在的国富ともいうべき比類のない資産であることを意味する。

北朝鮮はこの国富を隣接する同盟国中国からさえも、これまで懸命にその保有を堅持し続けてきていた。

北朝鮮が保有する地下資源とは何かということをここではまず知っておかなくてはならない。

かって韓国統計庁が調査し発表した「北朝鮮の主要統計指標」によると、2008年時点で北朝鮮の地下鉱物資源は総額で6兆4000億ドル規模であるとされ、その内訳は黄金2000トン、鉄5000億トン、マグネサイト60億トン、無煙炭45万トン、銅290万トン、さらに鉄鉱石や石炭、燐灰石、マグネサイト、ウランなど、二百種類を超える有用鉱物が山岳部で確認されており、もっとも経済的な価値がある鉱物資源も四十種を優に超えるとされている。

近年とみに価値が高まっている希少金属のタングステン、ニッケル、モリブデン、マンガン、コバルト、チタニウムなども豊富とされ、特にそのマグネサイトの埋蔵量(四十億トン)は世界で最大規模とみられている。



原子力開発に不可欠なウラン資源も世界最大の約四百万トンの埋蔵量があるとされるわけで、北朝鮮の地下資源には近隣諸国や米国も強い関心を持ち続けてきていたわけである。

現在では実際に開発が可能な北朝鮮の地下資源はおよそ2億1600万トン規模であり、金額にして3000兆ウォンの巨額の資源を保有していると試算されている。

おそらくこれとて、相当に過少な評価であろう。

まさに北朝鮮の国土は地下資源鉱物の上に乗っていることになる。

今年初めの国内のニュースでは間近に米朝間の緊張から戦争の危機があるようにさかんに報道されていたが、戦争どころかこの巨大な地下資源を巡っての経済協力の話が進むべく水面下では本格的な経済交流の交渉が進展していたというべきであったであろう。

日本のメディアは何も見えてはいないと云うことになる。

当然ここで米国による最先端の外科的ピンポイント攻撃が成功して現政権が倒れてしまうということにでもなれば、直ちに中国軍が国内を制圧し北朝鮮のすべてを掌握してしまうことになってしまう。

米軍は地表施設を攻撃しただけでは、すぐには地下資源は手には入らない。

それではまさに中国がたんまりと漁夫の利を得るわけであって、米国には何の見返りもない。

それよりは現政権を保障し温存しつつ経済的関係を拡大していく方が当面は米国の国益に繋がるではないか。

だから米国は大規模な空母打撃群や世界最大の病院船まで展開して、北朝鮮を脅しすかしてでもどうにかして交渉のテーブルに金正恩を座らせようと必死であったのだ。

米国は無駄金を使わない。あるとすればそれは初期投資が可能と見たときだけである。

トランプ大統領は有能なビジネスマンだけに、こうしたビジネスチャンスを逃すはずはあるまい。

北朝鮮の金正恩も賢くしたたかであって、ビジネスの交渉をより有利に持っていくことを狙ってきていたわけである。

独裁者として核を保有していれば、交渉の場では臆することなく対等にビジネスの話が出来るというものである。

北朝鮮の金正恩は、米国やその同盟諸国が保有する採掘技術や金属製錬技術とその市場が喉から手が出るほど欲しいのである。

世界中で誰がこれらの地下資源をもっとも高く買ってさばいてくれるのか?

友好国とはいえ、ロシアや中国の技術や市場規模では採算が採れるレベルへ持って行くにはきわめて効率が悪いのだ。

北朝鮮は経済交渉を米国と進展させると同時に、明らかに国際市場にも参入したがっているのである。

そのためには、いまの北朝鮮の金正恩にとって中国やロシアを相手にするよりは世界最大の経済大国と直に経済交渉を進めた方が格段に実入りは大きいはずである。

そのために最大限生かすべき北朝鮮の国富としての地下資源なのである。

北朝鮮の地下資源の中でも最近注目されているのが石油である。

戦略的地下資源というべきものが、あらためてここでは注目されてくるであろう。

これまた世界有数の規模と見られている石油埋蔵を考えたとき、その採掘権を北朝鮮が保有しているというだけでもビジネスの種は尽きないのである。

しかもここでも石油採掘技術の核心部分を米国企業が保有していることを考え合わせれば、北朝鮮の金正恩がいまただちに交渉すべき相手は当然ビジネスマン・トランプ大統領ということになる。

対立だ、戦争だなどといっている場合ではない、肝心なことは新たな資源大国が今後どのような形で日の目を見るかどうかの話なのである。

もう見せ場としての地下核実験は必要ないのである。

米国は実験によって有用な多くの地下資源が、これ以上汚染されることをどうにかして回避させたかったのである。

放射能に汚染されれば大事なお宝資源が台無しになってしまうではないか。

穿った見方をすれば、ようやく北朝鮮は夢にまで見た経済大国への切符を手にしたといえるのであろう。

当然ビジネスの話の場だけに、日本人拉致問題などは後回しどころか割愛されるはずである。

国内にこれだけの国富を持っているわけであるから、それをしっかりと自国で守り続けるためには当然軍事力が必要不可欠である。

北朝鮮のそうした状況から見れば、平和よりも国富が第一に優先されることになる。

他国の核の傘などに気安く入るわけにはいくまい。

であるからして、今後も国策としてのミサイル開発も実験も中止されることはないのも当然のことである。

これまでに基礎データは十分に手に入れたのであるから、あとはさらなる開発が今後も進展していくだけのことである。













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ラベル:ミサイル開発
posted by モモちゃん at 12:18| 歴史の盲点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする