(下の写真は捕獲したキイロスズメバチ。お尻のハリは太く、自在に出し入れが出来る。)

熊本県の山間部に住んでいる知人宅の庭先で話し込んでいたときのことであるが、どうしたことかそば近くまでミツバチが頻繁に飛んでくるのに気が付いた。
この知人宅では自宅近くにニホンミツバチを飼っていた。
その巣箱が林の間に置いてあったから身近にミツバチが飛んできても別段おかしくはないのであるが、それにしても何か様子が変だなあと思っているとそのうちの1匹がいきなり私の手の甲を刺した。
こちらから何も手出しをしていないのに前触れなくミツバチが興奮して攻撃してくるのはおかしなことであるが、そのミツバチは針先を残したまま飛び去った。
ミツバチの針には返しがあって、抜き取ろうとするとハチの胴体から引きちぎられてしまう。
ミツバチの場合は針を失うと死んでしまう。
そこへ一緒に来ていた妻が「さっきミツバチの巣箱に大きな女王蜂がいた」といってきたのを聞いて、私と知人は一瞬驚いて思わず顔を見合わせた。
女王蜂が今の時期巣箱を出入りするはずはないし、大きな蜂というのならそれは天敵のオオスズメバチに違いあるまい。
大型の肉食スズメバチがミツバチの巣箱を襲っているのだと直感した。
知人は慌てて蝿叩きを手にするとすぐさまミツバチの巣箱の方へ掛けていったのであるが、しばらくすると5、6匹の凶暴なスズメバチを叩き落して笑顔で帰って来た。
やはり妻が目にした大型のハチというのはオオスズメバチであったのだ。
こうして捕獲したスズメバチはいつも焼酎か何かに漬け込んでおくのだという。
知人によると今回同様、この時期になるとスズメバチがミツバチの巣箱を頻繁に襲撃してくるという。
襲ってきた凶暴なオオスズメバチは、強力な顎で小さなミツバチを次々と噛み殺していく。
ミツバチの死骸が累々と転がって巣の中の幼虫も肉団子にされて食べられてしまう。
スズメバチは凶暴な肉食昆虫なのだ。
温暖化の影響でスズメバチがやたら増殖してきている。
山間部だけでなく都市部にもスズメバチが頻繁に巣を作り始めている。
屋根裏や床下に好んで巣をつくるわけであるが、そのスピードが通常のアシナガバチの巣づくりよりも格段に速くて、大型のものを短期間に作ってしまう。
そのまま放置しておくと1週間で直径15センチぐらいの大きさになる。
まるでサッカーボールが張り付いているかのように見える。

そうしたハチの巣を1,2度破壊しても、スズメバチはあきらめずに再度巣作りを再開してくる。
当方は昨年の夏にアシナガバチに2箇所刺されたのであるが、今年はすでに3箇所も刺されてしまった。
それだけ蜂との遭遇が頻発していることになる。
刺された瞬間は焼き火箸を押し付けられたような強烈な激痛が走るとともに、ズキズキと脈打つように痛みが広がる。
私の場合は少しは腫れるが大抵1日程度で症状はなくなって、次第に痒みに変わっていく。
何度も蜂に刺されていると抗原抗体反応からアナフラキシー・ショック状態になる場合があるからここは油断禁物である。
酷いときは意識不明になってその場で倒れこむ場合もあるから、ハチそのものの毒はきわめて危険である。
ところで今回不運にもさらにまたまた蜂に刺されてしまったのである。
それももっとも恐れていたスズメバチにである。
相手がスズメバチだから、いままでとは比較にならないような大変な被害に会ったということになる。
午後4時過ぎ草刈中、いきなり側方向から飛来してバシッツと激突するような形で攻撃されたが、一瞬のうちに下唇部分を刺されてしまっていた。
あの特有の羽音に気付く間もなく、咄嗟のことでこのときはまったく防ぎようもなかった。
麦藁帽子を被って前かがみで作業していたために、スズメバチの飛来も突然の不意打ち攻撃も気付けなかったのである。
大型の大スズメバチだと、通常B29爆撃機のエンジン音のような特徴のある重低音の羽音とガチガチという顎からの警告音とを発しながら威嚇してくる。
不幸中の幸いというべきか、襲ってきたのはオオスズメバチではなくて一回り小型のキイロかクロスズメバチではなかったかと思う。
それも集団攻撃ではなく単独であったのはよしとすべきである。
一瞬のことだったので、このときはっきりとした正体は確認できなかったが、唇を狙うあたりの習性はスズメバチ特有のものだ。
スズメバチは色の黒いものを目標に集中的に攻撃する。
黒色を狙うのは巣を狙ってくる天敵の熊の毛色に強く反応するためといわれているが、人間であればまず髪の黒い頭や黒目を狙ってくるという習性がスズメバチにはある。
紅い唇は色彩の波長がいくぶん長くて、黒色に近いということで頭同様に攻撃されやすいのだ。
それ以外にも香水や整髪料にも敏感に反応するので、女性は特に注意が必要になる。
とにかくスズメバチに刺された時の灼熱感のある強烈な痛みは、小型のミツバチやアシナガバチの比ではない。
やはりスズメバチの方が毒性が格段に強いわけで、言語を絶した強烈な痛みが襲ってくる。
それでも今回は、刺された直後にふらついて倒れたり吐き気を催すような最悪の急性症状は出なかったので、どうやらショック状態には至らないで済んだ。
蜂に刺されたというので、傍に居た家族が心配するがそのまま草取り作業を続けた。
一応刺された部分から毒液を吸いだしてもらったが、効果のほどは不明であった。
部位が部位だけに、刺し口が不明瞭であった。
夕方になるに連れて次第に唇部分の腫れの症状が酷くなってきたのだが、我慢しつつどうにか夕食も食べられた。
刺されて6時間経過した当たりから下唇の腫れがだんだんと顕著になる。
灼熱感や激痛があるので氷嚢で顔全体を冷やすが、まったく効果はない。
この時点で症状が和らぐような手立てはないわけで、ひたすら耐えるしか方法はなかった。
そのような厳しい状況ではあったのだが、慌てて医療機関に駆け込もうという気にはまったくならなかった。
せっかくのことだから、ここはひとつどのように症状が推移していくのかその経過をじっくり観察してやろうと思った。
こういうことには人一倍興味がある。
その夜はどうにか睡眠が取れるのではと思っていたところ、明け方早くに顔面部の不快感で目が醒めてしまった。
顔に触れてみて驚いた。
刺された顔面部の腫れは相変わらず酷く、左側のほほ全体と口の中まで相当腫れが広がってきている。
顔に何かが張り付いて重くまとわりついている感じてある。
口の周りがが痛み、舌が思うように動かせないし、ごわごわした強張り感がある。
目覚めた後は結局朝まで眠れなかったので、そのまま心ならずも早起きをした。
洗顔するにも顔面全体がひきつり痛くて触れない。
下唇はまるで赤いタラコ状態でパンパンに腫れ上がってしまっていて、喋るのにも食事をするのにも口周りが引きつって支障をきたす状態である。
まるで口の中に何かを詰め込またようで、口腔内全体が隙間がないほどに膨れ上がってしまった状態で口を動かたびに引きつるような痛みを伴う。

鏡であらためて自分の顔を見てまたまた驚いた。
一夜にして顔下半分の風貌が変わってしまい、下唇は松本清張風、ほほから下顎は昔の宍戸錠で、全体的には荒俣宏先生風という具合に、見るからに個性的な顔貌となってしまい鏡を見て思わず苦笑してしまう。
それこそ整形手術でも受けたような変わりようである。
とにかくそのままの状態では人前には出にくいので、暑いさなかではあるがマスクをすることにした。
経過が悪いかと思っていると、ようやくちょうど24時間経過した夕方頃からやや症状は軽快し始める。
唇部分の腫れがやや軽減した感じになる。
左側ほほの腫れはまだ残って固く突っ張った状態で自発痛もある。
顔の表面部を触った感じは硬くなりかけた餅というところで、押さえるとしこりと多少部分的に痛みが残っている感じである。
48時間経過すると唇全体の腫れが引いたようにみえたが、左側ほほの腫れぼったさや違和感はいまだに残存している。
二日目の夜になると下唇にかさぶた状の固いものが出来る。
この時点では感覚的には痛みはほとんどないが、かさぶた部分の腫れぼったさが残っていて顔面部に多少の違和感がある。
これ以降は順調に回復していった。
これが全体の経過である。
とにもかくにも、まあ今回は酷い目にあってしまったのであるが、この程度の症状でどうにか治まったのは不幸中の幸いであった。
以下の画像はスズメバチに刺された直後からの約48時間後の経過を順に写したものである。

これら不細工な被害写真をホームページに載せていたら2,3のテレビ局から写真を番組で使わせてくれと言ってきた。
スズメバチ特集が特番になるらしい。
被害写真は時期的に需要があるらしいが、写真には著作権や肖像権があるわけで、これを勝手に編集されて次々と転用されるのは厭なので一応お断りしている。

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