2019年12月28日

戦国に猛女といわれた美女の話し

戦国九州美女伝説の真相に迫る!

戦国時代の肥前の龍造寺隆信といえば巷では肥前の熊ともいわれ、きわめて残忍な武将であったと伝えられている。

熊と例えられるだけに、隆信はその名に恥じないほどの怪力であったことでも知られていた。

その龍造寺隆信の母といわれるのが、慶ァ尼(1509〜1600)である。

慶ァ尼は本家村中龍造寺16代当主胤和の長女として生まれ、分家の周家に嫁ぎ嫡子隆信を産んだ。

九州も戦国真っただ中にあったが、隆信は幼年期には寺に預けられたため一時期僧籍に身を置いていた。

天文14年(1545年)に夫であった周家が殺されたため慶ァ尼は出家した。

さらにそれに続いて龍造寺本家一族が謀略により殺されてしまうという悲劇が突然襲い、結果的には生き残っていた慶ァ尼の息子隆信が龍造寺本家そのものを継ぐこととなった。


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成り行きで本家を継いだこともあって隆信の下では本家家臣団のまとまりも覚束もおぼつかないい状況にあったため、慶ァ尼は献身的に息子隆信を背後から補佐し続けなくてはならなかった。

息子隆信は僧籍にあったとはいえ、もとより武将としての器量も兼ね備えていたのであるが、母慶ァ尼からみると次第に隆信には危うい部分があることに気付き始めた。

大将として武将を束ねるのに寛容さに欠けるだけでなく、部下や国人に対するのにあまりにも猜疑心が強すぎるなど当主としては配慮に欠けている。

そのうえ冷酷無比な所業が目に余るのである。

このままでは隆信の代で龍造寺の家は絶えるやもしれないという不安がよぎるのであった。

賢明な慶ァ尼は、当主である隆信のそうした冷徹な性格や粗暴過ぎる一連の悪行の数々を知るにつけ、母として常々憂慮してきていたのである。

そのことがあって慶ァ尼は、はやくから優秀な補佐役となる人物を隆信の側に置くべく家中の陪臣の中からそうした人材を探し求めていた。

そのような折、隆信の従兄弟筋に当たる年下の鍋島直茂が14歳当時から隆信の近習の一人として仕えていたのであるが、あるときその実直な直茂の気質に慶ァ尼の目がとまった。

直茂は、武将の子らしく快活で、話す言葉に誠実味があって周囲の者に臆するところがない。

しかも機転のきく直茂は日頃から乱暴者の隆信にもよく仕えたし、隆信とも馬が合って格別可愛がられてもいた。

その上直茂は武勇にも秀でていて、戦場でも殊のほか戦上手でその都度連戦連勝の武勲をあげており、すでに家中でも名将との声も上がってきていた。

もとより鍋島家は龍造寺の陪臣として仕えてきた家であり、龍造寺家が存亡の危機にあった時代も常に傍近くで支え続けた忠臣であった。

しかも直茂の父・鍋島清房は若い隆信の後見役を務めてもいた。

龍造寺に鍋島父子が味方し続ける限り、他の陪臣も国人らも龍造寺から離れることはないであろうと慶ァ尼は考えた。

慶ァ尼は、息子隆信が継いだ龍造寺家の支配を盤石のものにするには、この鍋島父子の助力が是が非でも必要であることをこのときあらためて確信したのであった。

そこで慶ァ尼は一計を案じた。


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(画像は佐賀城内)


直茂の父・鍋島清房が登城した折、慶ァ尼が自ら出向いて彼を呼び止めたのである。

慶ァ尼はかしこまる清房に向かって親しげに話しかけた。

清房殿は先年つれあいを亡くされたと聞いておりますが、まだ幼子もいてさぞや男所帯で難儀されておられることでしょう。そうそうここは私がよい後添えを捜して進ぜましょうぞ」、と笑みを浮かべてそう云った。

慶ァ尼は、龍造寺家の重臣として父子共々支えてくれている鍋島家のことを気に掛けていることをここで自らの口で伝えてみせたのであった。

慶ァ尼は周囲からは龍造寺後家といわれていたが、美女の誉れ高く当時47歳でありながらその容色はいまだ衰えはいなかった。

このとき艶然と優雅に微笑みかける慶ァ尼を目の前にして、清房自身は恐れ入って慶ァ尼の申し出に心中戸惑うばかりであった。

44歳の男盛りの鍋島清房にとって、主家の後家とはいえ慶ァ尼はまぶしく見えて仕方なかった。

従来より総じて肥前龍造寺家の女性は美形であるといわれ、遠国にまでその噂は広まっていたほどであった。

そのように主君の母堂から新しい妻を迎えた方が良いと諄々と説き伏せられ、清房は一方的にその気にさせられてしまた。

慶ァ尼の勢いに押された清房は、ここは相手がいることだとして顔合わせ(見合い)だけでも応じるという約束を終いには慶ァ尼としてしまったのだった。

話は突然のことであったが、清房にしてみれば相手が慶ァ尼だけに強いて断ることも憚れたのである。

清房にしてみれば突然の話であるから、とにかくこの成り行きには唐突であったこともあり殊の外戸惑うばかりであったが、結局のところは慶ァ尼に一方的に言い含められてしまったともいえよう。

それから数日後、鍋島清房の屋敷の前に何の前触れもなく豪華な花嫁行列の籠がとまった。

このとき清房が在宅中であったのかどうか、また清房が自ら花嫁を門外まで出迎えたのかどうかも分からないのであるが、門前から花嫁行列の籠が屋敷内に入っていったのは確かである。

突然の出来事に、このとき鍋島家中が大騒ぎになったことだけは間違いあるまい。

何故にいきなり花嫁の籠が到来したのかは、家中の誰にもわからなかった。

清房自身はいまだ話にあった婚儀相手との顔合わせそのものは済まされてはいなかったのであるから、この突然の花嫁行列にはとにもかくにも驚いたはずである。

白無垢の花嫁は籠から降りると案内も請わずに屋敷内に自ら足早に入っていったから、家中の者も戸惑い驚き呆れたはずである。

ついにはその花嫁は奥座敷にまで進んでいってしまった。

その座敷でその花嫁は清房とどのように顔合わせをしたのか定かではないのだが、すでに花嫁衣装で屋敷に入ったということは傍目にも婚儀が成ったものと受け取らざるを得ない状況ではあったろう。

このときの清房の驚きは想像に難くない。

こうした展開に当の清房はすべて慶ァ尼の指図との認識があったであろうが、とにかくこのいきなりの花嫁の登場にはさすがに内心動揺したはずである。

清房からみれば、まったく事前連絡もないままに事は進められたということになる。

家中が右往左往する中で、清房にはさらに驚愕する事態に遭遇する。

その肝心の花嫁というのが、後添えを真剣に勧めたあの慶ァ尼本人であることが分かったから清房は二度びっくりである。

この展開に清房の狼狽する顔が目に浮かぶようである。

清房は恐れ入ってここは必死に辞退したであろうが、慶ァ尼の決意は固くそのまま婚儀は成立してしまったのである。

それは一体どういうことなのであろうか。

慶ァ尼という女性は常に胸に懐剣を忍ばせていることでも知られていたが、恐らくはこの婚儀が思い通りに成らなければ彼女自身の恥辱であるからここで命を絶つと言い切って清房の前でごり押ししたのではないかとも想像される。

慶ァ尼とて、ここは命がけである。このとき一方的に押しかけてきた慶ァ尼は、それほどにこの婚儀に必死であったのだといえる。

何せ竜造寺家の命運が掛かっているとして、慶ァ尼の思いは尋常ではなかったのだ。

どうあろうとも清房はこの成り行きをそのまま享受せざるを得ない。

これによって正式に慶ァ尼は直茂の継母となり、主君龍造寺隆信とは義兄弟となったのである。

結果、慶ァ尼の狙い通りに龍造寺の盤石の態勢がこれ以降成ったのであった。

後年隆信が島津との戦に敗れ討ち死にした時、直茂を肥前統治の後継者として推したのもこの賢明な慶ァ尼であった。

この慶ァ尼の話は後世つくられたものだという通説もあるのだが、かってこの経緯を伝え聞いた徳川家康が機会あるごとに慶ァ尼の思い切った行動を称賛したとされることから、あながち作り話などでとはいえまい。

母は強し、されど慶ァ尼はさらに強しというところである。

とにかく九州のおなご(女性)は、ほんなこて(本当に)強かですよ。









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ラベル:鍋島茂直
posted by モモちゃん at 10:10| 歴史奇談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする