人にはそれぞれ食物に好き嫌いといった嗜好がある。
どうしても酒が飲めない、なになにが食べられないという人はわりと多いものである。
若いとき友人の屈強な武道家に無理にビールを飲ませたら、一口飲んだら顔が真っ赤になってそのままぶっ倒れてしまい驚いたことがある。
友人は外見とは違って、アルコールをまったく受け付けなかったのである。
そのように苦手な食品があるとか、ただ嫌いというだけなら話はわかるが、それらに近づくのも恐ろしいとなると話は変わってくる。
もちろんあの「饅頭怖い」の類の話ではないのであるが、世の中には実際にアンコが嫌い、イチゴが嫌いで一口も食べられないという人もいるわけだからここらは奥が深いところである。
これに関していくつか江戸時代の奇談を集めてみた。
享保年間のことである。
御先手を勤めていた鈴木伊兵衛という人はどうしたことか百合の花が無性に嫌いであった。
あるとき茶会で仲間が四五人集まった席で、吸い物が出て皆が箸をとったのに伊兵衛だけが不快そうな顔をして落ち着かない様子であった。
いかにも機嫌が悪そうにみえ箸も取らない。
皆が一体どうしたのかと聞くと、「もしかしてこの吸い物に百合の根でもはいっているのではないか」という。
「いや貴殿が百合が嫌いなことは以前から知っていることだから、そのような無礼なことはしない」と、主人が言う。
そうこうしているうちに同席している一座のなかの膳に、なんと百合の絵が描かれているのがあったのである。
これには皆驚いてしまった。
すぐにこの膳を下げて取り替えてもらったところ、伊兵衛は元のように元気になったというのである。
次は鍼師山本東作の伝える話である。
土屋能登守(土浦城主・九万五千石)の家来に樋口小学という医師がいたが、この人は非常に鼠が嫌いであった。
あるとき同僚達で一緒に食事をすることになり、彼もこの席に招かれた。
ところがこのとき彼だけが少し遅れて来ることになったのであるが、皆で「以前から 鼠嫌いとは聞いているが、いかにも妙である。本当かどうか一つためしてみようではないか」、ということになった。
そこで鼠の死骸を持ってきて小学が座る席の畳の下に隠しておいて、そ知らぬ顔して待っていることにしたのである。
しばらくして小学がやってきたのでその席に座らせ、膳も出させた。
すると小学は急に顔色が悪くなり、全身から汗を流していかにも苦しそうな素振りである。
「どうしたのだ」、と皆が声をかけるがそれに答えることもできないほど弱りきった様子である。
いまさら鼠を隠していることなど言えば果たし合いになるやもしれず、皆はそのことには口に出せないまま交互に介抱するより他になかった。
小学が帰宅したいというので人を付けて送っていったが、後から聞いてみると、宿に帰って後はすっかり回復して何のこともなかったということであった──。(以上『耳袋』より)
二つの事例によれば、嫌いな物は恐ろしいほど徹底して嫌いなのである。
ではこのような状況を強いられた者が、極限までいくとどうなってしまうのか。
これについても江戸時代の記録が残されているので紹介しょう。
元禄時代の尾張藩の御畳奉行が書き残した日記に次のようなものがあった。
元禄七年の出来事である。
ある男がどうしたことか、焼き味噌を極端に恐れるということで城下で噂になっていた。
それを聞いた藩主源敬公(初代義直)は、この男を直に試してみようと酒宴に呼び寄せ焼き味噌を肴に杯をたまわった。
公は例の男に声をかけられ、その焼き味噌を手ずから下されたのである。
男は焼き味噌を恐れながらも公の御前で逃げることもできないまま、仕方無く手を差し出し頂戴した。
だがその途端、いきなりその手が強直してしまい引くことも曲げることも出来なくなってしまったのである。
この事態に驚いた公は直ちに男を次の間に引き下がらせ、掌の焼き味噌を捨てさせるという騒ぎとなった。
ところがその後、この男の掌には赤黒く味噌の痕が醜く残り、次第にその部分から腐りはじめてやがて死んだというのである。──
このように過去の記録としては残ってはいるが、厳密な意味での因果関係は分からないところではあろう。
こうした事例をみてどう考えるかである。
普通であれば何のこともない無いものが、特定の人にとっては体に害をなすという事態である。
ある種のアレルギー症とみるか、ショック状態があるところをみればアナフィラキシー・ショックというべきか。
あるいはときたま耳にする「化学物質過敏症」、「紫外線過敏症」などの事例に比定できるのかも知れない。
「化学物質過敏症」は新築家屋の内装塗料や接着剤と云ったものに過敏に反応して日常生活に支障をきたすことになる。
極端な「紫外線過敏症」であると、日中の外出はおろか窓から差し込む光にさえ皮膚が敏感に反応し腫れ上がるものである。
そうした苦痛の下に生活している人も現実に存在することさえ、一般人は知らないだけである。
それだけに、社会的にも特別な関心はもたれないはずである。
いや、そこに何らかの恐怖心からくるのであるのなら心因性、精神性の過剰反応というふうに片づけてしまうというのが西洋医学に近い考えというところであろうか。
むしろすっぱりと、このような現象は「電磁波過敏症」同様に西洋医学の範疇に入らないと言い切るのが正論であろう。
イレギュラーな情報は削除しても支障はあるまい。
では東洋医学的にみて、こうした現象が説明できるのであろうか。
実は中国医学にはこのような身体現象を逆に応用した伝統的な治療手法がある。
古代から実践されていた握薬(敷掌心法)というのがそれである。
薬味を手掌にのせるだけ、あるいは握らせるだけで薬(の気)が身体に作用し、治療としての効力を発揮するというものである。
このような治療に関しては、古くは中国の葛洪(二八三〜三六三)や呉尚先(一八〇六〜一 八八六)の医学書にも記述があることが知られている。
具体的に例を上げてみよう。
16世紀末に李時珍が著した当時の薬物学の専門書の『本草綱目』の石燕(化石の一種)に関する記述によると、これは通常には痔や下痢に効能があるとされるのだが、最も注目すべき用法は雌雄があるとされる石燕各一片づつを、陣痛に苦しむ妊婦の両手に握らせた時に顕れるという。
なんと、それだけで妊婦が苦痛から解放されるというのであるから面白い。
すべては「気」のレベルの話である。
これが本当に事実かどうかは試していないので何ともいえないが、ここから拡大解釈したにしても、実際に石燕に薬気なるものがあるか、いや膳に描かれた百合の絵に気があるか、さらに鼠の死骸や焼き味噌に気があるのかといわれれば、これ以上は明確な答えは出しようがないところである。
何かの気が出ているとするならば、それがある人にとっては薬気となり一方では邪気となるわけだし、あるいは気ではなくて何かの波動・信号波・微粒子が身体に対して生理的に作用しているとこじつけたにしても、もちろんこれではすぐさま科学的な答えとはなりえない。
しかしとにもかくにも、この動植物や薬気に感応し反応する現象、要するに抗原抗体反応を想起させるような人体の未知の部分には少なからず興味が湧くわけである。
余談であるが、かって「文化ゴリラ」とまでいわれ自ら肉体を鍛え上げた作家の三島由紀夫は意外にも海産物の蟹を極度に恐れたということである。
「蟹」の姿そのものはもちろんのこと、蟹という字形さえも見るのを嫌って逃げまわったのだという。
子どもの食物アレルギー、治療や検査で8人が重症
http://www.asahi.com/articles/ASKCM6FX9KCMUBQU011.html
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